CANDLE CAFE & Laboratory ΔΙΙ
HOME
ABOUT
EXHIBITION
EXHIBITION
2026.02.20(金)
−
2026.03.07(土)
Yoko Kusano 「The Body That Knows Direction」
チベットやモンゴルなどから越冬地を求めて飛来してきたカモメたちは、ある一定の時期その港に集まる。
渡り鳥が群れで移動できるのは、クチバシや目の奥に地磁気を感じ取る能力があるためとされている。
搭載されているそのコンパス、そして太陽、星の位置を組み合わせて
海や砂漠など目印のないところでも方角を見失わず飛び続けられる。
磁場は私たちにとって不可視で、
時間や記憶、力、なんかもそのはずだ。
レンズを通った光が潜像を作りフィルムに焼き付けられ、
そうすると私の目よりもずっといい精度で光を可視化できる。
写っているものは光を頼りにしたただの痕跡だが、その中にも光以外の内包された要素を探そうとしてしまう。
自分の真正面に見えるところを眺めてみる。そこから少しずれたところを覗き見る。方角を知る身体を想像する。
PROFILE
草野庸子| Yoko Kusano
1993年、福島県いわき市出身。桑沢デザイン研究所卒。
写真集に『EVERYTHING IS TEMPORARY(すべてが一時的なものです)』(pull the wool)、『Across the Sea』(roshin books)、他。